ソーサリアン

NEC PC8801

極私的レビュー

15本のシナリオを冒険する横スクロールアクションで、魔法生成や寿命等での世代交代の仕組みもあり、今までのRPGとは異なる魅力があるドラゴンスレイヤーシリーズ第5作目。

極私的評価 ★★★★★

裏ワザ

ゲーム情報

発売日 1987年12月20日 日曜日
価格(販売当時) 9,800円
メディアタイプ 5インチFD 2D(5枚組)
データ容量 5インチFD 2D(5枚組)
メーカー 日本ファルコム〔(開発元)日本ファルコム〕

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【ゲームのストーリー】■冒険者の集う魔法の町、ペンタウァ 旅も終わりに近づいた。腰まで届くあま色の髪を持つエルフ、アイリーナ。油断なくあたりを見回していた無口なドワーフ、ゴルカス。そして知的な額にうっすらと汗した若きウィザード、ザハランさえもが感嘆の色をそれぞれの目に浮かべていた。砂漠の遠くに霞む町。冒険を夢見る者すべてが胸ときめかせる町。誰も言葉がなく、ただただ見つめていた。砂塵混じりの風に髪をとかれながら、デュエルは母のことを思いだしていた。「デュエル、おまえはすぐに危ないことばかりしたがる。かあさんは心配で心配でたまらないわ」 リスの巣を見ようとして木から落ちた時、滝の中にある洞窟に行こうと足を滑らせ川で溺れかけた時、いじめっこの友達がけしかけた大きな犬と取っ組み合いのけんかをし耳を噛みきられそうになった時…、かぼそい手でデュエルを抱き締めてくれた母も今はいない。 村を襲ったのは「疫病」という名のモンスターだった。悪夢のような日々が過ぎ去り奇跡的に残った人々の虚ろな目から避けるかのように、15才のデュエルは旅立つことにしたのだ。 まだ子供といってもいい年の、頼る人も金もない旅。決して楽な旅ではなかったろう。しかし、悲しみにくれる涙が、やがてしたたり落ちる汗に変わり、いつしかたくましい青年へと成長を遂げていた。ひとり寒さに震えながら野宿する彼の心にともった希望とは「冒険」という果てしない夢だったのだ。 小さい頃から寝物語に聞いてきたソーサリアンの町、ペンタウァ。そこには今だ魔法が存在するという。火星、水星、木星、月、太陽、金星、土星。7つの星の力が混じり合う時、満天にちりばめられた星の数ほど限りない不思議な力が生まれ、冒険者の望みを叶えてくれるという。 旅の途中で知り合った3人の若き冒険者達も、それぞれの夢をその「町」にかけていた。美しい容姿からは想像もできないほど勝気なエルフの娘、アイリーナは冒険で得た報奨金で友達と村を再建するつもりだ。ゴルカスは妹の病を治す薬を見つけに行く途中、どんな病をも治す薬を調合する魔法使いがペンタウァにいると聞いた。ウィザードとしては、まだまだ一人前ではないザハランは究極の魔法を捜し、自分のものにしようという野心を持っていた。 ついにたどり着いたのだ。やはり魔法の町は存在したのだ。青き野心を抱いた4人は無言のまま、また歩き出した。【ゲームの説明】ドラゴンスレイヤーシリーズ第5番目の作品。種族ごとに寿命があったり、120種類の魔法と15本ものシナリオが収録されているのが大きな特長。タイトルから察せられる通り魔法を前面に推した作品であることは間違い無く、種類の多さも今現在を持ってしても類をみない。星の数を2倍掛けすることによって魔法効果の強化が可能なこと、星の掛け合わせでは作れない魔法も一部存在する。また、魔法の掛かっているアイテムを装備すると……たとえば火星ならSTRといった具合に各パラメータが影響を受ける。シナリオに関しても90年代に入ればコンピューターRPGはよりテーブルトークRPGに近づこうとクエスト制を取り入れていくのだが、当時1つのゲームに複数のシナリオが存在することは画期的であった。余談だが、この作品は「女ウィザードが主人公なのでは?」と考えられている。というのも主人公はプレイヤーの鏡像であると制作者の木屋氏は考えており、ドラゴンスレイヤーシリーズの主人公は一貫して左利きなのである。(後年になるとその辺があやふやになって右利きの主人公キャラも存在する)シリーズ作品 ソーサリアン ユーティリティ・ディスク Vol.1のオープニング画像 ソーサリアン ユーティリティ・ディスク Vol.1日本ファルコム( 1988年 7月 29日 )【ゲームのストーリー】■冒険者の集う魔法の町、ペンタウァ 旅も終わりに近づいた。腰まで届くあま色の髪を持つエルフ、アイリーナ。油断なくあたりを見回していた無口なドワーフ、ゴルカス。そして知的な額にうっすらと汗した若きウィザード、ザハランさえもが感嘆の色をそれぞれの目に浮かべていた。砂漠の遠くに霞む町。冒険を夢見る者すべてが胸ときめかせる町。誰も言葉がなく、ただただ見つめていた。砂塵混じりの風に髪をとかれながら、デュエルは母のことを思いだしていた。「デュエル、おまえはすぐに危ないことばかりしたがる。かあさんは心配で心配でたまらないわ」 リスの巣を見ようとして木から落ちた時、滝の中にある洞窟に行こうと足を滑らせ川で溺れかけた時、いじめっこの友達がけしかけた大きな犬と取っ組み合いのけんかをし耳を噛みきられそうになった時…、かぼそい手でデュエルを抱き締めてくれた母も今はいない。 村を襲ったのは「疫病」という名のモンスターだった。悪夢のような日々が過ぎ去り奇跡的に残った人々の虚ろな目から避けるかのように、15才のデュエルは旅立つことにしたのだ。 まだ子供といってもいい年の、頼る人も金もない旅。決して楽な旅ではなかったろう。しかし、悲しみにくれる涙が、やがてしたたり落ちる汗に変わり、いつしかたくましい青年へと成長を遂げていた。ひとり寒さに震えながら野宿する彼の心にともった希望とは「冒険」という果てしない夢だったのだ。 小さい頃から寝物語に聞いてきたソーサリアンの町、ペンタウァ。そこには今だ魔法が存在するという。火星、水星、木星、月、太陽、金星、土星。7つの星の力が混じり合う時、満天にちりばめられた星の数ほど限りない不思議な力が生まれ、冒険者の望みを叶えてくれるという。 旅の途中で知り合った3人の若き冒険者達も、それぞれの夢をその「町」にかけていた。美しい容姿からは想像もできないほど勝気なエルフの娘、アイリーナは冒険で得た報奨金で友達と村を再建するつもりだ。ゴルカスは妹の病を治す薬を見つけに行く途中、どんな病をも治す薬を調合する魔法使いがペンタウァにいると聞いた。ウィザードとしては、まだまだ一人前ではないザハランは究極の魔法を捜し、自分のものにしようという野心を持っていた。 ついにたどり着いたのだ。やはり魔法の町は存在したのだ。青き野心を抱いた4人は無言のまま、また歩き出した。【ファイター】攻撃・防御ともにすぐれ体力もある。しかし頭のほうは「平凡」である。【ウィザード】知能が高く魔法の覚えもよい。だが攻撃・防御は極端に低い。【ドワーフ】ヒゲづらの小人。攻撃・防御とも驚くほど高く、意外に器用だが知性が低い。【エルフ】たおやかな姿から想像されるとおり知性的で敏捷。体力と攻撃力は低いが、その美しさゆえ人々を魅了する。                     ?mt=8

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