アステカ

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NEC PC8801
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極私的レビュー

極私的評価 ★★★★☆

裏ワザ

ゲーム情報

発売日 1985年2月1日 金曜日
価格(販売当時) 7,200円
メディアタイプ 5インチFD 2D(1枚組)
データ容量 5インチFD 2D(1枚組)
メーカー 日本ファルコム〔(開発元)日本ファルコム〕

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【ゲームのストーリー】多くの謎に包まれた古代文明。その一つに「マヤ・インカ・アステカ文明」がある。古の時代に、巨石を操り神殿を築くほどの文明を持ち、近隣諸国に圧倒的な支配力を持っていた。最盛期には500万人以上の人民を従えるほどになったと言われ、当時世界最大級の都市であった。だが、スペインの植民地政策により、多くの謎を残したまま滅亡する。現代。メキシコのパレンケで、遺跡の発掘作業が開始された。その噂を耳にした主人公は、滅亡した文明の謎を解明するため一路中南米へと向かう。【ゲームの説明】電子冒険小説第2弾。コマンド入力式のアドベンチャーゲーム。カナでコマンドを入力していくが、ローマ字入力でもカナ変換してくれるのが便利。当時のアドベンチャーゲームでは当たり前だが、スタート時点ではいったい何をすれば良いか全くわからない。暗黙の了解的な進め方としては、アイテムを集め、正しいルートで移動して、最後に大きな謎を解く。これがセオリーだ。アステカの場合もその類にもれないのだが「アイテム」に関して非常に大きなウェイトが置かれている。通常であれば、親切なおじいさんやおばあさん達から無償でアイテムを貰えてしまうわけだが、アステカは一味違う。所持金30,000ペソという予算内で、数あるアイテムを効率よく集めていかなくてはならないのだ。中にはお店で販売していないアイテムもある。その場合は値切ったり、袖の下を通したり等、南米ならではの臨場感が味わえる。このアイテム収集が、ゲームの進行に直結している上に非常に難解であったため、挫折したユーザも少なくない。本作はオカルト的なシナリオよりも「驚異の瞬間画面出力」をウリにしていた。前作のデーモンズリングに比べ、30%も高速化が図られたという。確かに描画速度は非常に高速であった。ラインペイントが標準であった当時は、1枚の絵を表示するだけでも30秒近く待たされるのはごくごく当たり前で、瞬間描画は常識を覆すほどのインパクトがあった。だがしかし、ヒロインのアニーや、一部重要なシーン以外はほとんど手抜き状態(特に街のセニョール達)で、あまりのクオリティギャップの激しさに、当時のユーザ達へ違う意味での強烈なインパクトを与えた。その他の大きな特徴として「複数コマンド入力」がある。通常コマンド入力式のアドベンチャーゲームは、1コマンド1アクションである。例えば「ドア アケル」などである。アステカではユーザビリティを考慮してか、コマンドを「,」で区切ることで、複数同時にコマンドを入力することが出来た。例えば、スタート地点から下記の入力で、一気にホテルの中まで行けてしまう。> ミナミ,ミナミ,ヒガシ,シハイニン ハナス,カネ ハラウこれは非常に斬新で面白い試みだ。セーブが無い時代にこの方法を思いついていれば、アドベンチャーゲームの歴史も相当変わったものになったであろう。もう一つ、新しい試みとして「回想」コマンドがある。これは、プレイヤーが辿ってきた足跡を逆順で回想するコマンドだ。> カイソウと入力すれば実行できる。この後、続編「太陽の神殿」へと引き継がれるわけだが、ファルコムのコマンド型アドベンチャーゲームは本作を最後として幕を閉じる。シリーズ作品 太陽の神殿 -アステカ?-のオープニング画像 太陽の神殿 -アステカ?-日本ファルコム( 1986年 10月 24日 )【アニー】父、ウィルソン博士の意思を継ぎ、マヤ文明の遺跡の謎を解こうとする女性。本作のキーマンでもある。【ウィルソン博士】アニーの父であり、考古学の博士。本作には写真でしか登場しない。現在、消息不明。【街のセニョールたち(笑)】酒と女とお金以外、あまり興味が無いらしい。アニーや遺跡と違い、明らかに手が抜かれているあたり、憐憫の情を禁じえない。                             ?mt=8

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